人の真価

こんばんは、今日は大好きな場所、成田空港に行ってきました。行きたいところどこへでも行ける気になるので、空港は大好きです。

そんな、わくわくする成田空港で、自分を省みる場面に出くわしました。ああなんて、小さな人間だったんだろう、私は。と、帰りは牛久大仏を横目に一人内観内観内観ひたすら内観しました。

今日は、彼が友人の結婚式のために帰国するので送って行ったのです。成田に向かう車中でフライトが機体整備の関係でキャンセルになったことが発覚。結婚式で帰国なので、日にちに余裕もなくとりあえずAAカウンターへ。夏休み初日だからね、そりゃあもうたくさんの人が並んでいて、たくさん待って彼の番になって、お伺い立てられた後もとにかく待ち続けたの。(私は待つのはわりと平気な方。)それでなんとか結婚式に間に合う便は、今日の夜発(本来は夕方発の直行便)でホノルル乗り換え、乗換待ち時間半日、LA着は深夜。

チケットを受け取って、グラウンドスタッフの方がI'm sorry we couldn't give you the flight which you wanted.ご希望の便をご用意できず、すみません、と言ったら、It's okay.Not your fault.Thank you for working for me.大丈夫。君のせいじゃないし。無事にフライト見つけてくれてありがとう、と言うのですよ。

私はただとなりで待っていただけだから、イライラともなんともしなかったけれど、もし、私だったら、すごく焦って口調もきつくなってしまったんじゃないかな、、。彼は待っている間も、少々不安げながらも、It's not the end of the world.と言っていて。(彼は私が何かやらかすといつもこう言ってくれる。)そして、Thank you for waiting together.It helped this situation so much.と。

一言も文句を言わなかった彼が、どんな風に映ったかが、うまく言葉にできない。I could see how amazing you are.としか言えなかった。人として尊敬できるってこういうことよね、、。容姿とか、身につけてるものとか、何をどれだけしてあげるとか、性格とかなんかそういうことじゃなくて、もっと根底の部分のその人の真価と言われる部分。言葉にすると全てが薄っぺらく感じてしまうほど、決して大げさではなく、心に低く静かに響くものがありました。

わたしもそうありたいな。

彼が帰ってくるまでの間の課題が見つかりました。